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マイナスセブンデイズ .54
 相手はあっさりとそう言った。とうに茅島の事など見通し済みだった。茅島は拍子抜けした。何や社長はそんな下らん事で呼び出したんかいな。そして何を勘違いしたのか、自分と女の有様を社長は何も分かっていないと茅島は腹立たしさを感じたのだった。自分に降り掛かった災難について、真っ当に理解をしていないのだと反論しようとした。
「ガキなんぞ抱えたら面倒臭いだけやないですか。商売に負い目も増える」
「自分の蒔いた種じゃろうが。ほんに気の小せえ男じゃのう」しかし社長は変わらず鼻で笑うのだった。「どうせ売るのが惜して、キープしよう思うとったんじゃろ。セコい事、企むけんじゃ」
 図星で言い当てられ茅島は思わず口籠もったのだった。空気の抜けた様になった。当てられた、と言うよりは筒抜けだったのだろうと思い直した。商品に手を付けぬと言う事は基本中の基本だ。当然不文律ではあるが、彼らのビジネスに於いては歴とした掟であった。下手をすれば腕を落とされる位の大事にもなりかねないのだった。何と言い逃れるか茅島は迷った。
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