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マイナスセブンデイズ .57
 しかし逆らう事が出来ようはずはない。どういう風に真希を仕向ければよいのか? それの手練手管をしくじれば自分が沈められるであろうという事が分かっているだけに茅島は慎重になった。何よりも先ず社長に真希を引き合わせ、抱かせる。そうすれば半分とまではいかなくとも五分の一くらいは責任分担が出来そうな気もした。
「子供産めや。悪りにはせんわい」
 社長から言われたその日の内に茅島は小倉に戻り真希にそう言った。自分の身など社長等が本気になればどうにでも出来るのだという事を思い知らされ、今から貧乏くじを引かされる事が分かってはいても山奥に埋められたりゴミ処理場で跡形もなく焼かれたりするよりは余程ましだと、一言も逆らえない。真希はいい女だが、見ず知らずの男が部屋に押し入っても何の疑問も持たず文句も言わず好き放題させておくような馬鹿さ加減にはついて行けない、と他人事の様に茅島は思うのだった。確かに社長の言葉通りに、余り執着はせずに切り売りしきってしまう方がよいのかも知れない。情が移りきる前に関係を割り切ってしまう方が、後々が凌ぎやすいと茅島は考えた。
「悪りにはせんて、どうするん?」
「今日な、うちの社長にお前んこつ相談したんじゃ。ほったらええ事やないか、めでたいやないかち、自分の事んごと喜ぶんじゃ。小さい会社じゃけ、社員は家族も同じじゃと。会社ぐるみで面倒見ちゃるち言いよったんじゃ」
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